蒸し暑い時には片付けたい

片付けの魔法 こんまりさんの似顔絵イラスト
「ときめき」をキーワードに独自の整理整頓メソッドを世界中で展開している近藤麻理恵さん。いまやアメリカで一番有名な日本人?

ようやく梅雨に突入しました。ちょっと体調を崩してしまいました。京都は盆地でものすごい暑さと湿度なのです。

雨が降って気温が高いとジメジメしていてたまったもんじゃありません。

しんどくなると家の中がすぐ汚くなります。50歳を目前にして身の回りを整理していこうと思うんですが、なかなか手につきません。

本屋に行くと色々な整理整頓の本が並んでます。そういう本を買ってはため込むので、本末転倒(;´・ω・)

ごちゃごちゃしていると大変だ

片付け、整理といえば、断捨離、という言葉がありますね。

これは禅から無理くりひねりだした造語のようなもんらしいです。

数年前からブームになり、いまや、一般名詞のように定着しています。

身の回りのものをバッサバッサと捨てまくる、というのがそのメソッドですが

私のような中高年の女性が断捨離にはまります。片付けや整理整頓、物を捨てことに「すがる」のが我々主婦、女性というもの。

それにはやっぱり理由があって

物理的に家事と仕事や子育ての両立があり、物が多いと、掃除や手入れのタスクが増え、時間をどんどん喰い大変なことになるのす。で、減らしたい。

だって、皿が各種10枚ずつ50種類あってそれを日々手入れするのは気が狂いそうです。家族の人数×3枚程度だっただどんなにラクなことでしょう。

ただ、楽になるから減らしたい、ということでは一部の古い人や男性たちから非難をあびます。

「ラクしたいなんて女性らしくない」「もったいない」「戦争中は大変だったのに」「あれは●さんからいただいた大切な手作りの品で…」

たとえば私の親世代の家の台所には水屋というものがあり、沢山の皿を納める食器棚がありますよね。

アイリスオーヤマ キャビネット 4) ナチュラル 商品サイズ(cm):幅約60×奥行約38.8×高さ約90 GKN-9060

中には銀行でもらったコップやヤマザキ春のパン祭りで溜めた皿がギュウギュウにつまっています。月桂冠のワンカップ酒をグラスにしていたり、モロゾフのプリンの入れ物を入れている方も多いでしょう。

家族が多く大勢の親戚が集まることが多かった時代の名残なんでしょうか。

こんなにあったら減らしていかないとこ今後大変です。

地震の危険もありますし、年末にはこれらの皿をイチイチ出しては拭いて、下の敷物を変えていくなんてたまったものではありません。

しかし、思い出深いものもありどうしたら良いか何を捨てたらいいか分からないのが現状です。そこに風穴を開くのが「断捨離」をはじめとする片付け本です。

家族、特に男、おっさんというのは物をためるものです(よく妻が夫の趣味道具を断捨離して炎上している)そのゴチャゴチャした「こだわり」物に埃がたまるのはイライラすることでしょう。誰が掃除するんだと。(自分で手入れするという男性は多いものの、それをいじって遊んでいる間、リビングに散らかった食器や夫や子供の靴下を拾ってまわる共働きの妻の気持ちを考えろ)私のようなアラフィフには加えて介護がくる。さらに加えて更年期で心身が疲れていて、ゴチャゴチャしたものを見るとキーッとなる。

だったら減らしてしまおうじゃないか、少なければイライラしない、すっきりするがな、と。

断捨離は日本を変える

つまり断捨離本が宗教のごとく流行っているのは、女性の家事へのパラダイム転換にほかならないと考えています。暗黙の了解で続いているニッポン家事のブラック形態を変えるのが断捨離やと思います。

で、断捨離に飛びついたのは団塊以後の女性からです(婦人公論世代)

婦人公論 2019年 5/28 号 [雑誌]

つまり少子高齢化問題に最初にブチ当たる世代。共働き、家事、子育て、介護、を徐々に全部負うはめになる世代。

そのまた上の母親姑世代は、手仕事をすること、夫とその家族に仕えることが絶対の価値観でした。で戦後の貧しい時代であったから、物は捨てない、もったいない、という感覚でためこんでしまう。

その方々の立派な思想に逆らうには「ただ嫌だ」ではなく、理論武装しなくてはいかん。

団塊の世代による老老介護時代がはじまってますが、膨大に溜め込まれたゴミ屋敷のような実家義実家問題、そして昔のように彼等は数年で逝かず、100歳こえもざら。長い介護人生のはじまりです。定年後に家事も出来ない威張り散らす亭主(卒婚、熟年離婚という流行もそこから)に手を焼きます。息子夫婦や娘夫婦はいまや同居などしてくれません。そうした女性たち=団塊以後女性から片付けにはまったといっていいでしょう。

物を減らす、余計な人づきあいはしない、という価値観にしないと。そうでないと、これからの長い中高年~老後を過ごすことなど不可能です。他人の世話と家事で人生が終わってしまいますから。

その変革をどう体系づけて世間にアピールしたらいいか分からない。ヘタに皿洗い機を買ってしまうと「怠けている」などと言われる。対抗する思想的武装がいります。

その文脈が「断捨離」だったのでした。

「断」る「捨」てる「離」れる

という強烈な離別の言葉が並んでいます。これは旧来の女性の仕事の多さとの訣別の言葉ではないかとも思います。(女性が家事とケアから手を放すことなので男性は断捨離が嫌いな人が多い)このくらいのスローガンを並べて宗教じみた理屈を付けないと自分の身の回りのゴミや人間関係を清算できないのです。日本の女性の家事やPTAや保守性の同調圧力(中高年以上の女性に浸みついている)価値観は宗教のようなものなので、「断捨離」というより宗教ちっくな圧力がないと変革できない、その言葉のおかげで多くの人が捨てまくってスッキリするという時代に突入しています。

話が長くなりましたが…まあよく分からない人は本読んでみてください。強烈です。

おばさんの「断捨離」女子の「ときめき」

さて片付けといえばこの人、近藤麻理恵さん。

実は、「人生がときめく…」の本質は断捨離とそう変わらないわけです。

物を捨てまくりラクに自由になる

宗教じみた根っこ(神道の「清め」の精神)

その共通項において、この「人生がときめく片付けの魔法」の近藤麻理恵さんも「断捨離」のやましたひでこさんも変わらない。

思い出すにこの二冊を読んだのは10年前。ややこしい町内会活動に参加しているときに読んでハマった。まあPTAにしろ町内会にしろ捨てなきゃいけない業務や行事が山のようにあり、何を取捨選択するかの連続なわけです。事情によっては無駄だと分かっていてもいたしかたなく捨てられないものもあるわけだし。

その時は近藤麻理恵さんの本にスッと来て、色々やってみました。

おばさんの「断捨離」女子の「ときめく」

「人生がときめく片づけの魔法」と「断捨離」

この二冊は似ているようですがユーザーが分かれます。

「断捨離」は中高年以上の女性にヒットし、「ときめく」は若い世代に。

人生がときめく片づけの魔法2 改訂版

近藤さんは若い人でもあり「ときめき」という何かキラキラした概念を使い若い世代にアピールし

やましたさんは「断捨離」という強烈な言語を作り中高年の女性に訴えかけた

どっちも捨てることに対するメソッドやノウハウなので、どっちだってかまわないんです。がアラフィフの現在、私は「断捨離」よりです。

私は10年前には近藤さんの癒しにはまっていたのですが、今やオバサンになりきったということでしょうか(笑)

好きなものを選んで「ときめく」余裕がないのだ。あれもこれも邪魔や~うざい~捨ててしまいたい!という中高年女性特有のゴチャゴチャ生活です。そういう時には断捨離はぴったりですね。この梅雨は身の回りをバサバサ整理します。

近藤麻理恵さんは西洋人に受ける片付け

近藤麻理恵さんが今やアメリカで一番有名な日本人ではないかと言われるほど。こうもコンマリメソッドが世界中に浸透してしまったのは何故か。それは近藤さんがネットフリックスや英語での進出をうまくやったというせいもありますが、

やはり泥くさい日本的な香りがしないからでしょう。

アメリカの物の溢れかえる事情には日本とは違うものがあります。

この記事には「疲れたアメリカ人」「セラピー」と言う言葉が出てきます。

「断捨離」が旧態依然の日本の価値観を捨てる概念なら

近藤さんの「ときめき」は物質社会に疲れ切ったアメリカの癒しにほかならないのでしょう。

片付けの魔法 こんまりさんの似顔絵イラスト
「ときめき」をキーワードに独自の整理整頓メソッドを世界中で展開している近藤麻理恵さん。いまやアメリカで一番有名な日本人?

優しい妖精のようなご容姿と笑顔からも優しい何かが伝わってきます。

爽やかな雰囲気から背景はペパーミントグリーンにしてみました。

▼いまや色んなミニマリスト、片づけ本が出ています。この夏は片付けてみてはいかがでしょうか?

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