西郷さんの奥さんってどんな人だったの?

西郷隆盛の妻 西郷糸子の似顔絵(にがおえ)
西郷隆盛の妻 西郷糸子の似顔絵(にがおえ)

2018年の大河ドラマ「西郷どん」9月でようやく鳥羽伏見の闘い。年末には西南戦争にもちこむとはすごい展開です。

朝の連続ドラマ「半分、青い」も相当なスピードで時間が経過してるので、その激流の展開に驚くばかり。最近のドラマ作りの流行りなんでしょうか。

「西郷どん」は、女性の登場人物のエピソードに多くの時間を割き(すぎて)いると批判が多いです。が、試行錯誤はどんなドラマにもあるもの。「姫たちの戦国」と「花燃ゆ」と共に3大迷走大河になるかどうか。あと3か月あります。楽しみにしております。

脚本のできはともかくとして、キャストの演技が素晴らしいのは確かです。

特に西郷隆盛の最後の妻、糸子さんは評価が高い。黒木華さんの演技の上手さと健気さ、かわいらしさは群を抜いております。

最近、観光ポスターで炎上したそうですが…

不在がちな革命家の亭主の実家。大家族の世話に加え、子育て。眩暈がしそうです。昔の女性は滅私奉公が当然だったとはいえ…。

隆盛との間に寅太郎・牛次郎・酉三の子どもを産む。また、隆盛の奄美大島における島妻である愛加那(愛子)との子である菊次郎・菊(菊子)を引き取り養育した。西郷糸子ウィキペディア

前妻の子供まで引き取るとは…。黒木華さんの演技力がなければドラマも炎上しそう。まさに「女の一生」…。

とまあ、色々ある今回の大河ドラマ「西郷どん」です。その一因に、西郷さんと糸さんの顔立ちがどうも薩摩じゃないような感じも影響しているように思われます。

西郷隆盛の妻 西郷糸子の写真
西郷隆盛の妻 西郷糸子の写真

眉は太く、目がパッチリ。九州、薩摩系の濃い顔立ちです。こんな不鮮明な写真でもまつ毛が長く濃く、南国系の美人だとひとめで分かります。

そうです。黒木華さんとはやっぱ似てません。西郷隆盛と鈴木亮平さんが顔立ちが違いすぎるので違和感を感じています。(日本人に染みついた西郷さんイメージが強すぎて)

黒木華さんは大阪の人。顔立ちはサッパリしていて、可愛らしいのですが、薩摩かといえばそうではありません。

黒木華写真集 映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』より

私は似顔絵描きをしていて、やはり遺伝子や地方地方の顔立ちというのを強く感じます。最近は都道府県関係ない結婚が多いので、傾向は薄くなってはいますが。

沖縄、九州系の人はアイドルのような南国の濃い顔。関西は醤油系の端正な顔、関東は骨格のしっかりした雰囲気、というような系統があるのです。

鈴木亮平さんは兵庫県出身。やはり関西だと確信してました。あの顔立ちは関西人だと。

鈴木亮平 2018年 カレンダー 壁掛け B2 CL-303

黒木華さんと鈴木亮平さん夫婦は大阪や京都からやってきた移住者夫婦のようで。

ドラマで観るたび、浮いて見えるのです。あの人情深い濃い薩摩の世界観では異質者のようだ。

そのあたり今回の大河の違和感が回を追うごとに強くなる理由のひとつではないかと。似顔絵描きとしてはそういうことも強く感じます。

同じ薩摩の女性の大河ドラマでも「篤姫」が大ヒットしたのは、南方系美人の宮崎あおいさんが主演を務めたのもあるんじゃないか。薩摩系の美人にドンピシャなので。

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それくらい顔立ちのキャストのチョイスは大事です。

西郷隆盛の妻 西郷糸子の似顔絵(にがおえ)
西郷隆盛の妻 西郷糸子の似顔絵(にがおえ)

糸さん、古い写真でも老いてもキュートで可愛らしい雰囲気いっぱい。

もうね、脚本家や原作者がよほど女性を描きたいなら、西郷さんではなく、この人、西郷糸を主人公にして徹底的にやればよかったのに。脚本の一貫性が出るのに、とまで思いますね。大正まで長生きしたし。80歳くらいまで。当時としては破格の長生きですよ。激動の女の一生の大河。