基本料金の値段を変えました

師走ですね。いつもご愛顧ありがとうございます。

この度、価格を改定することにしました。とはいいつつ、しょっちゅう変えているのでご迷惑おかけして申し訳ございません。

基本料金を2000円ずつ上げています。。。

通販専門をはじめて1年少しなので、試行錯誤の結果ですが、リピーターの方には相応の割引をさせていただきますので、その旨お知らせください。

私自身もケチくさいので、絵にこうまでお金を取るのか!という感覚があり、今でも思ってます。会ったこともない、上手くいくか分からないオーダーメイドの絵にお金を払うのは結構な博打ですよね。

私もそれにお応えすべくめっちゃ必死に描いております。

喜ばれるかお叱りを受けるかの二択しかない世界

人さまの顔を描くということは非常にデリケートなことです。

他の服や雑貨、食品とは違い、ものすごく大変なことです。私にとってもお客様にとっても。

似顔絵って0か100の世界だと思ってます。

喜んでいただけるときはもう至上の感じになるのですが、ご期待に応えられなかったときはもう悲しいやらお怒りやら…。差が激しいんですね。これが大根だったらせいぜい新鮮かそうでないか位でしょうに…。

だからこそ、面白さややりがいがあるんです。

ですので技術的なことへの努力はもちろんヒアリングを密にすることを行っております。

イラストの価格の設定は難しいです

似顔絵はお客様と共に行う創作活動ともいえます。

で、問題は価格です。営業活動なのですから。この原材料(紙、画材、送料、ネットシステム料金等)にどう私の作業や企画を載せていくか。

いくらゴッホやマチス並の画力があろうとも、普通の消費者向けに取引する限り、適正かどうか常に模索しなくてはいけません。社会情勢や顧客の層へのリサーチも要ります。株価が昨今下がってますが、そういうときは似顔絵のような娯楽消費は減ります。

私は自分が作家と名乗るのもおこがましいし(作家=上手い人は価格を好きに付け放題かというとそうでもありません)主婦の端くれとして家計の感覚からこのくらいなら絵を他人に描かせるという博打をしていただけるのでは?との値段でやってきました。

ぶっちゃけるなら

面倒なので(血液O型)自分の時給に換算してこのくらいならまあ赤字にならんやろ、

という価格です。

他の作家がこのくらいの価格だからこうしよう、という横並び感覚は好きではありません。

とはいえ、他作家より安いと、そういう市場に見合ったご要望をされる方が増えてきます。

著作権の問題は常につきまとう

一番困るのは著作権の侵害です。

あの芸能人の顔を描いて、あの作家さんの絵と同じに描いて、あの漫画家さんの画風で描いて、というものです。

例えばワンピースの原作者と同じ絵を描いて、など。

構図なども同様です。

制作の案内のページに出来ませんよ、記載してますが、こういう文章の多い注意書きを読むのって大変ですよね。分かります。私も保険やカードの規定などちゃんと読んだりしません。さらに価格が安いとそういうのをお読みいただける方が減ります。私もそうです。

昨今はネット上から色々な作家の絵がダウンロードできるので、それをそのままこちらに送り、このようにしてって言いたくなるお気持ちは分からんではない。あっちよりもあなたが安いからって。

バレなければいいだろ!一部分ならいいだろ!という方もおられますが、申し訳ないですが私自身のリスクが非常に高いのです。

そういう著作権侵害は犯罪であることはもちろんですが(ペナルティはお客様でなく作家に降りかかります。もちろん事業や今後の活動自体が潰れるほどのものです。)

以前、著作権を破る(芸能人、ディズニーやアニメのキャラクターを描いて売りまくる)似顔絵店の方と一緒に仕事したことがありますが、そういうことを一度はじめると、口コミであそこに行けば描いてもらえる、という客が殺到してしまいます。

お応えしていると売上の大部分がそういうパターンで占められ、作り手もいつしか良い絵を売るという矜持や技術が失われてしまいます。更にお客様自身も偽物を手にしており、ご自身が満足されるだけならいいですが、それをプレゼントされた人の気持ちはいかばかりでしょうか?とても悲しい気持ちになるに違いありません。

ディズニーのエルサの丸コピーした絵をプレゼントされ、それは本物じゃない、犯罪者が描いた不法のものなんだ、てオトナになって気が付いた子供さんの失望はいかほどか。

スレスレのご要望「ちょっと真似るだけだからいいじゃないの」「お金を払うから希望どうりにして!」というご要望も分かります。悪意が微塵もないということも理解してます。しかし申し訳ないですが、こちらのモチベーションはその時点で非常に下がってしまいます。

著作権の侵害とそうでない境界はグレーであり、議論があるんですが、その境界の設定はお客様でなく私の勝手な一存で決めさせていただいています。

著作権侵害などのご要望があった時点で早いうちにそのご注文はキャンセルさせていただいております。そういう場合は最後までお互いイヤな感覚になることが専らなので。だんだん注文した方もこちらのモチベーションの低下を見抜いて暴言やら命令口調になることが多く、そんな過程で仕上がった絵を貰った方が嬉しく幸せになるとはとても思えないのです…。

似顔絵には如実にモチベーションが反映される

感情で絵を描くな!というお声はもっともですが、絵というものはどうしたって感情が出てくるのです。大げさかもしれませんが、顔というデリケートな部分を描くからこそ、書き手は作業工程の中でだんだん、その方の人生を背負っているかのような感情が生じます。

技術の上下関わらず似顔絵に限らず、絵を描く人やハンドメイド作家はそういった「感情」で制作するのではないでしょうか。

だからこそ、この仕事は楽しいし、責任の重さもあります。だから例え経験不足な下手な作り手であろうとも人を感動させるような不思議なケースが多々あるんですね。いやがおうにも感情が滲み出てくる、それが手作り商品の特性です。そうでなければスマホで写真撮って加工すればいいだけではないですか。その方がタダですし。

料理なんてそうですよね。上手じゃなくても、目の前にいる人を喜ばせたい!と一生懸命作ってくれる人がいたら、少々素人ぽくてもメッチャ美味しいことがあるじゃないですか。

もちろんチェーン店に行けば普通にそこそこ美味しく安いんですが、家庭料理の方がいいな~って。もちろんそういう需要は間違いではありません。その場合はそういう処に行けばいいし、ちゃん棲み分けがあるわけです。

自分に合ったオーダー作家を探そう

絵に限らず、ハンドメイドのオーダーというのはそういう相性があります。

相性のあわないご要望にお応えしていると、質の低いものに自然となってしまいます。かみ合わないやり取りの中でお客様も最終、残念なお気持ちになってしまうパターンが専らです。

著作権のことなど一般人は知らない!ということも重々理解しております。

なので、その要望があった段階で制作途中であっても中止をお願いして返金手続きを取らせていただいています。早めに中断する方が時間にロスが生じません。ご希望通りにしてもらえる他店や作家に早急に当たっていただくことが可能だからです。

著しく画風の違うものを要望された場合も対応できないので、その場合は出来る範囲で…ということになります。ハンドメイドゆえです。

頑張りが足りない!長谷川等伯みたいに描いて!そういう要望に応えるのも勉強でしょ!?それがプロでしょ!

というのも確かに正論です。

(等伯は死後50年とうにたっているので著作権的にはOKなんですが)頑張ればその能力が身に着けばいいのですが…。普通に考えて不可能です。

だからお客様ご自身も、この人は違うな~と思ったら途中でぜんぜん切り上げていただいても大丈夫なんです。

で過程で生じたラフ案や下書きの画像を他作家に持ち込まれて再注文されるのはこれまた著作権の侵害なのですが…。そこまで説明して理解いただくのは困難なことなので…。

どこまでが著作権の侵害ではないか

著作権ってなに?じゃあどうすればいいの?と私も思うんですが

例えば

ワンピースのルフィのように描いてほしい→×

ワンピースのルフィのような服装で描いてほしい→○

という感じです。後者はちょっとギリギリなラインがあるんですが。コスプレイヤーだって別に罰されてはいませんから、いいのでは。

ともあれ、他作家の絵の真似、あるいは画風で描いてほしい、は基本受け付けられないということです。ネット上やイオンにも様々な画風や価格の作家がいるので希望にあうであろう画風なり価格なり、相性の良さそうな販売店を見つけていただくしかないんです。

博打ですね。。。これもハンドメイドオーダーの面白さであり困難さであり。注文される方も大変です。すいません。

店によっては修正は無制限というところもあるし、席描きの店頭なら、細かいご要望について描きながら会話しながら対応してもらえる場合もあります。通販のメールの文章のやりとりではなく、目の前で描きながら確認できるので。

食品ではないので、小松菜が欲しい!あの店ならあのスーパーより安い!得した!ということはないくて、ホント相性なんです。

野菜のかご

安くなってしまうと、お得だ!という感覚に強くフォーカスされてしまいます。そういう観点で注文される方はどうしてもご要望が複雑かつデリケートになってしまうんですね。小松菜じゃないんかい!?小松菜のくせに!って感じに。(小松菜に失礼かな)

で残念ながら今回は上げていかざるを得ないです。すいません。あまり上げたくないです、本音は。

美女がやっている店ではありません

さらには女性一人でやっていると勘違いされる方がたまにおられます。ネット上のコミュニケーションは閉じています。閉じたそのやりとりそのものを楽しまれるために注文されるというケースも残念ながらあります。その状況を利用して威圧的な物言いをする方も。。。

コンビニにしろ百貨店にしろ思い通りにならないことは多々あるでしょう。店側がホスピタリティに著しく欠けて悪いということも絶対あります。ただそれですぐに喧嘩ごしにならず、冷静に要望を伝えていくというのも消費活動の基本のひとつです。正しいことを述べていても威圧的になるだけでクレーマーとして遇されるということも私自身も自覚していかなくてはいけません。

普通の社会生活では荒っぽい物言いをしない方でもメールや電話、カスタマー窓口では豹変するというケースはよく知られています。女性や若者、個人事業主相手なら暴言や恫喝は法に問われないとでも?残念ながらそういった感覚の層は一定数おり、対策が難しいのです。

100人に一人くらいの割合でそういう方がおられます。

ほとんどの方はこんなに家族や友達を大事にしているお気持ちが伝わってきてマジ神様みたいだ!と思うんですが。私はけっこうお客様は神様だと確信してます。こんなに愛があって笑顔なステキなお客様は神様に違いない!って。

が、あれ?あれれれ?!というやり取りが増えた時点で神さまでなくなります。あ~絵が欲しいわけではないのねって。悲しくなります。残念です。

一番映りの良い画像をプロフィールとして載せているんですが、それがいけないのかも。白髪の交じった現状のブルドックのようなのに変えようか勘案中です。

お客様とのコミュニケーションもこちらの楽しみの一つなのですが、時間に限度がございます。

サンドバックやネット上のキャバクラではないのです。

ギャラリーでもそういう問題は多々ありますが、こちらは49歳、更年期世代のオバサンです。それをご理解いただき、眼を覚ましていただきたい。まさか﨟󠄀たけた芸術家の美女が優雅にやっている店だとでも…。白髪の小太りのオバハンが鬼気迫る感じの制作動画でも挙げたらいいのかもしれません。まさに妖怪。ネコも逃げる光景です。

私が制作者の【はぎぷー】こと萩谷尚子です。ヒアリングを密にしながら、丁寧にお客様の顔の似顔絵をお描きいたします。お気軽にお問い合わせください。
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