ひとつネタを持っていれば、それで人を楽しませることができます。演じる人は同じことを同じように話すのはだんだん飽きてくるでしょうが

芸人が自身の芸風に飽きたからといって違うアレンジをしてはいけない。1曲しか売れてない歌手ならそれをついボサノバ調で歌ったりしてみたいのは分かります。が、客はそんなの望んでいない。しらけてしまいます。そこをポールマッカートニーは分かっているし、ボブディランはわかってない。

観客にとっては同じ芸を同じ調子で繰り返して演じてほしいのです。小話もしかり。

定期的に出てくる一発ネタ小話といえば

稲川 淳二の怪談と、女優:松島トモ子さんのアフリカの動物に襲われたエピソードでしょう。

年に一度くらいの割合でワイドショーで出てきます。何度聞いても飽きないですね!

松島トモ子さんの似顔絵

この方、すごい有名な女優さんなんですが、

松島トモ子 – Wikipedia

では女優としての経歴より、動物とのエピソードが半分以上占めています。

松島さん=動物に襲われた人

というキャラ設定、芸風が出来ているんですね。

この大きな目と細い長い首。その摩訶不思議な美貌が容姿が動物たちへの愛情と、好かれ(?)具合を体現しています。

松島トモ子さんの似顔絵

合計2回ですか?ライオンと豹に襲われている。

松島トモ子 – Wikipedia

迂闊にも目を合わせてしまった松島に体当たりで襲いかかった。奇襲を受けて地に倒された松島はそのまま首を噛み付かれ、なおかつ持ち上げられた。このとき骨がガリガリと囓られる音が聞こえ、「死んだ」と思ったという。

なんとも、背筋の凍るエピソードですが

この方の似顔絵を描いていて確信しました。この眼が動物たちを刺激するのだと。

大きな離れた、深いまなざし、三白眼。ギョロリという形容がふさわしい。

余談ですが、私も非常に生物が好きで、猫と仲良くなりたくて近づくのですがビクッとして逃げてしまいます。猫作家の友人が言うに、そんな風にネコに眼を合わせてはいけないのよ!敵と思われるわ。顔を目を合わさないようにして、指をそっと下から猫によろしくね、というようにゆっくり忍ばせて、匂いを覚えてもらうのよ、ああ、ダメダメ!と叱られました。

ネコ

ネコたちは、私の目が怖いのか。ちなみに私の夫は何もしなくても動物に好かれるたちでして、奈良の鹿などもワラワラ近づいてきます。私は何もしないのに動物たちが逃げていくのです。心理士さんにこの話をしたら、絵を描く人はオーラのようなものが猛々しく濃いので、動物に嫌われたり逃げられる人が多いのだ、諦めろ、と言われました。

そうなのか。私は動物に好かれないたちなのか。そういえば、十姉妹を飼っていますが、毎日細やかにお世話して2年になりますが、彼等は私を外敵と見なし、威嚇します。トホホです。

私に向かって怒り狂う我が家の十姉妹▼

十姉妹

しかし、松島トモ子さんは襲われるということはどういうことなのでしょう。

好かれているのか嫌われているのか。エサか敵と見なされているのか。

猛獣に何度も襲われたという経験すごいですが、生きていて、今もお元気でいるというのがすごい。

これからも長生きして、このエピソードを同じ調子で語りついでほしいです。

ライオンとヒョウに襲われた松島トモ子 「動物に罪はない」│NEWSポストセブン